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自律神経の乱れとうつの違い

  • ぽっぽさん
  • 10月9日
  • 読了時間: 3分

台風が次々と発生していて、気圧も気温も乱高下。


頭痛で気分が落ち込んだり、体がむくんで疲れが抜けなかったり、気圧の影響を感じる人も多いかと思います。


最近は9月病や秋バテなどといって、気温が低下しだす時期に自律神経が乱れやすいことを指す言葉もあるようです。


よく、「自律神経の乱れ」という言葉を聞きますが、では何が「自律神経の乱れ」なのか?が、あまりわかっていない人も多いのではないか?と思いました。

あと、「自律神経の乱れ」と「うつ」の違いがよく分らずに、これはうつの症状なんじゃないかと心配になっている人もいるかとおもいます。


では、「自律神経の乱れ」と「うつ」の症状では何が違うのか?を考えてみましょう。


項目

自律神経の乱れ(自律神経失調症)

うつ(うつ病・抑うつ状態)

① 原因・きっかけ

ストレス・生活リズムの乱れ・気候変化・ホルモンバランスなど、身体的・環境的要因が多い

精神的ストレス・喪失体験・性格傾向・脳内の神経伝達物質の異常など心理的・生物的要因が中心

② 気分の変動

日によって元気な日・調子が悪い日が変動しやすい(朝悪くても午後良くなるなど)

一日中気分が沈みがちで、長期間(2週間以上)続く

③ 睡眠の特徴

浅い眠り・寝つきにくい・早朝覚醒などが多いが、日によって変わる

ほぼ毎日眠れない、または寝すぎる(睡眠リズムが崩れる)ことが持続

④ 興味・意欲の低下

「やらなきゃ」と思えばある程度行動できることもある

何をしても楽しくない、意欲がまったく出ない(無気力)

⑤ 医学的検査

検査では異常が出にくいが、自律神経測定などでバランスの乱れが見られる

脳機能や神経伝達物質の働きに関係するため、心理テストや問診で診断される(体の検査では異常なし)

2つの大きな違いを簡単に言うと、
  • 「体の不調が先に来て、気分が落ち込む」のは 自律神経の乱れタイプ

  • 「気分の落ち込みが主で、体の不調が後から出る」のは うつタイプ

と言えそうです。


そしてこの違いを分かりにくくしているのが、体の症状に共通点が多いことです。


共通の症状

説明

頭痛・めまい・倦怠感

どちらも自律神経の不安定さから起こる

不眠・眠りが浅い

ストレスによる睡眠リズムの乱れが共通

食欲不振・胃腸の不調

胃腸も自律神経でコントロールされているためどちらにも出る

集中力の低下

体調や気分の変化で注意が続かない

気分の落ち込み・不安感

自律神経の乱れが続くと精神的にも落ち込みやすくなる

病院にかかるとしたら、とりあえず内科、または心療内科でしょうか。


自律神経の乱れであれば、体が感じている不調を改善することで調子が良くなりやすいと思いますので、自分が感じている不調はどのタイプなのかをちょっと掘り下げることも大事なのではないかと思います。


ちなみにぽっぽさんは台風が近づいてきた辺りから頭痛と謎の満腹感によって胃の調子が下がった状態になったので、完全に自律神経を乱されております。


また新しい台風が近づいてきているようですし、皆さんも自律神経が乱されて疲れやすくなったりすると思いますので、自分でできる簡単な対策も載せておきますね。


分野

自分でできる対策

① 生活

朝日を浴びる・睡眠リズムを整える・規則正しい時間に起きる

② 食事

発酵食品などで腸を整える・栄養バランスのいい食事

③ 運動

軽いウォーキングやストレッチ

④ 呼吸

深呼吸・ゆっくり入浴・自分に合ったリラックスの仕方でのんびりする

⑤ 心

無理を減らし、感情を出す・情報から少し距離を置く

まあ、食事・睡眠・運動はどんな時でも基本だということですよ!

何はともあれ、リラックスしましょう。


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