気圧の変化と頭痛の関係
- ぽっぽさん
- 5月3日
- 読了時間: 2分
毎日天気が目まぐるしく変わりますね。
夏日かと思えば大雨、そしてまた晴天。半そでかと思えば厚手のジャケットが着たくなる肌寒さからの暑い日。
寒暖差アレルギーで鼻水が出る人がいれば、
気圧の変化で頭痛に苦しむ人もいます。
一般に寒暖差アレルギーと言われるものは、実際にはアレルギー反応ではなく、急激な温度変化によって自律神経が乱れ、鼻の粘膜の血管が過剰に反応することで起こる血管運動性鼻炎とのこと。
風邪やアレルギー性鼻炎に似た鼻の症状が中心ですが、中には頭痛、倦怠感、寒冷蕁麻疹(皮膚に赤みやかゆみが出る)などの症状が出る人もいるようです。
気圧の変化では、標準大気圧1013hPaから6~10hPa位の小さな気圧低下時に最も頭痛が発症しやすいことがわかっているそうです。
台風が近づいているとか、明日雨が降りそうなどの理由で頭痛やちょっとした不調になる人はこの大気圧を敏感に感じ取っているんですね。
この気圧の変化を感じ取っているのは、内耳と言われる耳の奥の器官。
内耳がセンサーとなって、自律神経に気圧の変化を伝え、体が気圧の変化に対応しているようです。
気圧が下がると体の外からの圧力が減り、血管が膨張するので、交感神経が血管を収縮する指令を出してバランスを取ります。
気圧が上がる時はこれと逆の作用をするのですが、そもそもストレスや緊張で体が疲れているとこの自律神経が乱れてしまい、体の不調へとつながってしまいます。
これら「気象病」といわれる症状には、
頭痛、肩こり、倦怠感、めまい、低血圧、うつ病、ぜんそく、アレルギー、神経痛、関節痛など人によって症状は様々です。
体をリラックスした状態にするために、深呼吸や軽い運動、ストレッチ、ゆっくりお風呂につかる、十分な睡眠をとるなど
お天気がころころ変わる時期だからこそ、それに引きずられないよう健康的な生活を心がけたいですね。
GWの今は食べ過ぎ・夜更かし・お出かけの疲労など、蓄積しやすいと思いますので、ちゃんと身体を休める時間を作ってくださいね!
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